数年来「2019年問題」として注目されてきましたが、FITを卒業する太陽光発電が大量に出始める時期が迫ってきました。
卒FIT太陽光発電が、どのくらい、どこに存在するのか、みていきましょう。

卒FITの住宅用太陽光発電の規模

卒FIT住宅用太陽光発電の件数

売電開始時期 卒業時期 卒FIT件数 (累計)
〜2009年11月 2019年11月 53万件 53万件
2009年12月 2019年12月
2010年 2020年 20万件 73万件
2011年 2021年 27万件 100万件
2012年 2022年 34万件 134万件
2013年 2023年 31万件 165万件

卒FIT住宅用太陽光発電の容量

売電開始時期 卒業時期 卒FIT容量 (累計)
〜2009年11月 2019年11月 200万kW 200万kW
2009年12月 2019年12月
2010年 2020年 82万kW 282万kW
2011年 2021年 114万kW 396万kW
2012年 2022年 139万kW 535万kW
2013年 2023年 135万kW 670万kW

2023年には670万kWの卒FIT太陽光発電が出るといってもピンと来ないかもしれません。
エコめがねユーザーさんの発電量統計からどれくらいの発電電力量になるのか見てみましょう。

直近1年間のエコめがねをお使いの家庭用太陽光発電の平均的な発電量は、容量1kWあたり1,098kWhとなりました。
これに卒FITの設備容量をかけて、1年間の発電電力量を推計すると、
1,098kWh × 670万kW = 73億5,834.2万kWh
となります。
太陽光パネルの発電効率が年々向上しているなど、一概に平均発電量で計算しただけでは判断できないですが、卒FITの設備だけで1年間でだいたい70億kWhくらい発電するとみていいのではないでしょうか。

電気事業連合会の統計によりますと、2015年の1世帯の年間消費電力量が2,974kWhとなっていますので、70億kWhはだいたい235万世帯分くらいが消費する電力量も匹敵します。

参考:

卒FITの分布

2019年〜2023年の間でFITを卒業する太陽光発電が、10,000件以上がある市町村をマッピングしました。
卒FIT分布図

人口の多さ × 日照など発電条件の良さ × 自治体施策の充実 といったところが数の多さにつながっているようですね。
今後の活動のご参考になさってください。

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