自家消費シミュレーションについて

NTTスマイルエナジーへのシミュレーション依頼は有料ですか?

WEBサイトに掲載中の「自家消費シミュレータ」(簡易版)も、個別にご依頼いただく詳細なシミュレーションも、いずれも無料でご提供しています。

NTTスマイルエナジーの(シミュレータを無償で提供する)メリットは何ですか?

まだまだ自家消費太陽光発電の市場が立ち上がっていないと感じていますが、いろいろなお客様とお話しするなかで、初回提案時から設置のメリットをご提示いただくことが大切だと感じ、こういったシミュレーションをご提供することにしました。市場が広がることが私たちのメリットにつながると考えており、このシミュレータが少しでも市場拡大につながれば幸いです。

(詳細シミュレーションに必要な)30分データは最低どのくらいの期間分必要ですか?

望ましいのは1年間のデータです。季節ごとに空調の使用状況も変わりますので、より正確にシミュレーションができるためです。
ただ新しい建物など、1年間のデータの取得が難しいケースもあると思いますので、3ヶ月、1ヶ月分のデータでも承ります。その場合、精度の面では劣ることをご了承ください。

(詳細シミュレーションに必要な)30分毎の電力使用量を取得するにはどのような方法がおすすめでしょうか?

30分毎の電力使用量データは、電力会社さんに依頼いただいて取り寄せていただくのがベストです。
一部の電力会社さんなどでデータを提供されていないケースもあると聞いています。
そういった際にお役立ていただけるサービスを企画中です。まだサービス提供には至っていませんが、エコめがね機器をお貸し出しし、30分ごとの消費電力量を取得してシミュレーションをご提供する、ということもできるのではないかと思っています。実現できることになればお知らせします。

電力会社別の平均購入単価がわかる資料やサイト情報を教えてもらえませんか?

ご紹介いたしました「自家消費シミュレータ」で、高圧の場合のシミュレーションを行う際に「現在契約しているプランの電力量料金単価をご記入ください。」というご質問がございますが、この入力の際に単価のご確認をしたい場合はどこで確認するか、というご質問と存じます。その前提で参考になるサイトをご紹介させていただきます。
新電力ネット > 電気料金単価の推移 > 全国の電気料金単価 > 平均販売単価
ページの中ほどに、特別高圧や高圧といった種別ごとの単価の推移グラフが掲載されています。
初期表示では全国平均の推移が表示されていますが、プルダウンでエリアを選択することもできますので、単価をお調べになるのに便利です。

今後PPA用のシミュレーター等の作成予定はございますか?

検討中ではございますが、PPAの場合、シュミレーションに追加しなければならないパラメータ、要素も複雑でありますので、まだ時期等の目処はまだ立っておりません。実現いたしましたらお知らせいたします。

燃料調整費が現状の単価に反映していないでは?

おっしゃるとおりです。
燃料調整費は四半期ごとに見直されますが、スピーディに提案いただくことを優先して現状は反映できておりません。
20年ほど運用するものですので、初回の簡易なシミュレーションのご提案ではあまり大きな問題にならないのではないかと考えております。

詳細シミュレーション結果の例が欲しい

詳細シュミレーションサンプル(PDF)をご用意しました。ご参照くださいませ。
サンプルの見方についてご質問ございましたら、弊社営業担当まで「詳細シミュレーションのサンプルの見方のご質問」の旨お伝えいただき、お問い合わせください。

詳細シミュレーションをお願いした場合、どのくらい時間がかかりますか?

頂ける30分値の形式によりますが、1営業日から3営業日程度で回答させて頂きます。(2020年12月時点)

見せていただいたシミュレーションではパネル90枚となっていましたが、どの大きさのパネルを参考にしていますか?

サンプルで実施したシミュレーションの結果として、92kWのシステム容量をご紹介した部分についてのご質問と存じます。
このシミュレータでは、入力された面積に設置できる大まかなパネル容量を計算し提示しています。
細かい式の公開は差し控えさせていただきたいのですが、だいたい1平方メートルあたり150Wくらいと想定し計算しております。
いただいたご質問に対する明確なお答えではないかと思いますが、ご参考にしていただければと存じます。

エコめがね自家消費パワコンセットについて

エコめがねは、低圧向きの商品かと思いますが、高圧以上に対してはどのように対応する予定でしょうか?新たな商材をだされるのでしょうか?

高圧向けの商品として「エコめがね完全自家消費パワコンセット」をご紹介させてください。
66kWまでの自家消費太陽光に対応しております。
高圧受電の場合も、電灯負荷のトランス下に接続いただくことで66kWまでの自家消費太陽光にお使いいただけます。
配線図など詳細な資料はこちらから資料請求いただけます。
ご訪問して、またはオンラインミーティングでのご説明も可能ですので、お問い合わせください。

PCSはどのメーカーでもOKですか?NGのメーカーは?

セミナー内でご紹介した負荷追従ができるパッケージについてのご質問と思いますが、こちらはオムロンのパワコンのみでございます。
単相5.5kWのパワコンではありますが、高圧受電の需要家様でも66kWまでの自家消費太陽光にお使いいただけますのでご検討ください。

このパワコンを使用すれば(電力会社から)RPRを設置してと言われませんか?

エコめがね完全自家消費パワコンセットの場合、低圧受電(電灯)の場合、RPRは必要ございません。
※低圧受電(動力)では本セットはご利用いただけません。
電力会社へ提出される資料の書き方のテンプレートもご提供しておりますので、必要な際はご請求ください。
高圧受電の場合、太陽光発電の電気を電灯負荷側のみご利用される場合もRPRは必要ございません。
高圧受電で動力負荷でも利用するという場合は、RPRが必要になってきますのでご注意ください。
詳細な内容をご確認のご要望ございましたら弊社営業担当までお問い合わせくださいませ。

キュービクルがなく、低圧動力契約の場合はどのようにして接続しますか?

低圧動力契約では本パッケージはご使用いただけません。申し訳ございません。

電力会社へどんな申請が必要ですか?

お手数ですが、設置される設備の電力会社様へご確認をお願いいたします。
提出する書類の一部に関して今回ご紹介のPCS採用の際の記入例のリンクをお送りいたしますのでご参考になさってください。
完全自家消費専用パワーコンディショナ 屋外仕様KPW-A-2シリーズ>ダウンロード>系統連系申請資料

営業・ご提案について

住宅へはどのように提案しますか?

今回ご紹介させていただいたのは産業用建物向けの自家消費太陽光の話ばかりだったのですが、弊社ではPPAや蓄電池、卒FITなど住宅向けのサービスも行っておりますので、ご相談いただければと思います。
住宅向けの提案についても今後メールなどでご案内したり、ご要望があればセミナーも企画したいと思います。

住宅用の10kw以上の自家消費案件はどのように提案しますか?

10kW以上の家庭用の場合であれば、容量は本日ご紹介した内容と近いですが、PCS出力を10kW未満にして従来の余剰FITなどを活用される方がメリットがでるケースが多いのではないかと考えます。ご質問に対し的を外しておりましたら申し訳ございません。

お勧めの営業先の業種や具体的なお店を教えてください。

高圧受電で電灯の電気(100V)をたくさん使われる建物はご提案しやすそうだと感じています。
例えば、ホテルや歯科医院などのクリニック、老人ホーム、保育園などですと、エコめがね完全自家消費パワコンセットで非常に楽な施工で導入いただけるのでお勧めです。

PPAシステムとの提案差別はどのようにするのですか?

自家消費型太陽光はPPAと競合になるとは考えておりませんで、両方とも武器として持ち合わせておくことが多いと思います。
自家消費太陽光を検討される需要家さまには、利益が過剰に出そうなので優遇税制を使いたい需要家さま(自己所有で設置されるケース)や、いまキャッシュを使いたくない需要家さま(PPAがマッチするケース)と、さまざまなご事情がおありです。需要家様の事情に合わせてご提案できるようにしておくのがよいと思います。
PPAについては弊社でもご相談に乗れる場合がございますので、具体的な案件がありましたらお問い合わせいただければと思います。

スーパー、コンビニ、鮮魚店など冷蔵庫を使うようなお店は自家消費型太陽光が適しているでしょうか?

スーパー、コンビニなどは消費も安定しており休日も少ないかと思いますので完全自家消費に適しているかと思います。
鮮魚店は規模や、営業形態により大きく異なるかと思いますので、適しているかどうかのお返事はご容赦いただければと思います。
※受電契約が低圧動力の場合、今回ご案内したパワコンセットはご利用いただけませんのでご承知おきください。

土日休日の施設で自家消費太陽光は採算が合わないのではないでしょうか。

コストメリット、太陽光発電の有効活用という面では、おっしゃるとおり休業日が多い設備は完全自家消費に適しているとは言えない部分もあるかと思います。
ただ需要家様の考え方次第の部分もありますので、一概には言えないということでご理解ください。

完全自家消費と自家消費+余剰を比較した場合、一般的にイニシャルコストの償却はどちらが早くなりますか?土曜日、日曜日の発電分を安くても余剰売電する方がメリットがあるかと思いました。

おっしゃるとおり、一般的には自家消費+余剰の方が償却は早くなります。
完全自家消費(売電しない、負荷追従を行う自家消費)のメリットはFITの際に必要だった各種申請が不要になることや、税制優遇、補助金などが適用できる場合が多いことがあげられます。
やはり設備によって変わるところもあるかと思いますので、ケースバイケースでお考えいただければと思います。

補助金・優遇税制について

自家消費に関する補助金ですがPPA事業者でも受け取ることは可能でしょうか?

今回セミナーの中でご紹介した税制特例については、中小企業が対象となるため、PPA事業者のように潤沢なキャッシュを必要とする事業を行われる会社を想定すると受けるのが難しいのではと思います。中小企業庁のページで条件をご確認ください。
中⼩企業庁>経営強化法による⽀援
PPA事業者関連で他の補助金についてご紹介しますと、令和3年度に環境省主体では下記リンクの補助金が検討されているようです。詳細はリンクに記載の連絡先にお問合せいただけますでしょうか。
https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/energy-taisakutokubetsu-kaikeir03/matr03-02.pdf

税制優遇は、完全自家消費もしくは無償逆潮流なしの案件限定ですよね?

セミナー内でご紹介した、中⼩企業経営強化税制(初年度に100%即時償却可能)は、全量売電は対象外となります。⽣産性向上特別措置法(固定資産税が3年間ゼロ〜1/2)は自治体により解釈が異なりますので、設置場所の自治体にご確認ください。

自家消費型で使える補助金教えてください。

令和三年度の補助金や税優遇など、今検討されているところですが、確定次第メールやオンラインセミナーで共有させていただきたいと思います。
自家消費太陽光発電、蓄電池についての補助事業が実施される予定です。
一例として環境省主体では下記リンクの補助金が検討されているようです。詳細はリンクに記載の連絡先にお問合せいただけますでしょうか。
https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/energy-taisakutokubetsu-kaikeir03/matr03-02.pdf
優遇税制では「中小企業経営強化税制」「中小企業投資促進税制」も延長される見込みです。

固定資産税の優遇措置について、例えば10億円の建物を建てて、その上に五百万円の太陽光発電を設置しても、固定資産税はゼロ円あるいは半分以下になるのでしょうか?

生産性向上特別措置法による支援で、対象設備の固定資産税が3年間ゼロ~1/2になるが、建物の建設費用がどんなに高くても太陽光発電を設置したら建物の固定資産税もゼロ〜1/2になるのか?というご質問と存じます。
どういった設備を先端設備として認定するか、どういった事業者を対象とするか、等の判断は自治体に委ねられており、実際に特例が受けられるかは所在地の自治体へ確認するしかありません。
ただ自家消費太陽光が先端設備として認定されれば、建物の建設費用が10億円でも固定資産税の優遇が受けられると認識しております。
その他条件などをこちらのページでご紹介していますので、ご参考になさってください。

今後のサービス・製品リリースについて

キュービクルの改造コストが一定化すれば、チェーン店などへの横展開がしやすいのですが、何を基準にしたものをいつぐらいに出される予定でしょうか?

弊社の商品ではございませんが、キュービクルに設置するOVGR、RPRを一体型にした保護継電器がオムロン社から1月下旬に発売予定でございます。キュービクル加工の手間を低減できる製品です。
弊社での取り扱いは現在未定です。もし取り扱いが決まりましたらお知らせいたします。

自己託送を利用する自家消費発電モデルについての取り組みをされる予定はありますか?

自己託送に適したモデルの検討などは行っておりますが、ご指摘のとおりビッグデータ活用、インバランスのコントロールなど、検討開発要素が多いものとなります。現在は未定でございます。
リリースに至った際にはご案内等させていただきます。

資料について

今回の資料をいただけますか?

セミナー当日に投影しておりました資料をダウンロードいただけるURLを記載したメールを12/24 11:30ごろにお送りしました。もしご参加いただいたのにメールが届いていない、など不備がございましたらお問い合わせください。

御社のHP等で、今回の資料だけでなく再エネ関係のダウンロードができますか?

ダウンロードいただける資料ではございませんが、「エコめがねエネルギーBLOG」にて再エネ関係のさまざまな記事を掲載しております。ご参考になさってください。

※本記事の情報は投稿した時点のものであり、閲覧されている時点で変更されている場合がございます。あらかじめご承知おきください。