住宅などの屋根に設置する太陽光発電設備は、自分で消費した後の余剰電力を電力会社に買い取ってもらう固定価格買取制度を利用しているケースがほとんどです。
こうした余剰買取対象の太陽光発電では、発電した電力をどのくらいの割合で売電しているのか、調べてみました。
対象
エコめがねをご利用の太陽光発電設備で、余剰買取方式のもの。
各戸の月ごとの売電した割合を出し、集計単位の中央値をプロット。
売電した割合(%)=売電電力量(kWh)÷発電電力量(kWh)×100
容量別売電割合
太陽光発電設備の容量が大きいほど売電割合が高くなると考えられますが、どの程度違うか見てみましょう。
地域別売電割合
気候条件によって発電量や消費電力量が異なりますので、地域別にも見てみましょう。
北海道電力管内、東北電力管内、北陸電力管内では、夏は売電割合が全国平均を上回り、冬に下回ります。
冬期は雪の影響で発電量が低下する上、暖房に使用電力がかさむということでしょうか。
一方、沖縄電力管内では夏の売電割合が低く、冷房に電力を消費していることが考えられます。
中部電力、中国電力管内では全体的に売電割合が高め。
これは設置されている発電設備の容量が大きめということが影響しているものと思われます。
北海道電力
東北電力
北陸電力
東京電力
中部電力
関西電力
中国電力
四国電力
九州電力
沖縄電力
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