再エネコンシェルジュWEBサイト

再生可能エネルギーによって新しく事業を行う際、国の支援や補助が受けられますが、情報があちこちに点在していて探すだけでも大変です。
利用したい支援や補助事業を見つけても、適用範囲や申請方法など手続き内容が難しく、理解するのも一苦労です。

また新しく事業を始めるとなると、許認可の手続きも行わねばならず、誰かそういったことに詳しい人に相談したい、ということがあるのではないでしょうか。

そうした事業者や自治体関係者を支援する「再エネコンシェルジュ」サービスが10月19日にスタートしました。

再エネコンシェルジュとは

「再エネコンシェルジュ」とは、資源エネルギー庁の「新エネルギー等設備導入促進事業」によって進められて来たもので、再生可能エネルギーによる発電事業・熱事業を導入しようとする事業者や自治体を、無料でサポートするものです。

再エネコンシェルジュ.jp
http://renewable-energy-concierge.jp/

支援内容

支援内容は、以下のとおりです。

個別相談の受付、対応

個別面談による相談対応を全国9か所で週に1回開催されます。
相談者の事業計画に適した支援施策や、必要な許認可手続きの紹介が受けられます。

1利用者1回あたりの相談時間は30分、1利用者あたり3回の相談が上限となります。
事前予約が必要で、WEBか電話で予約できます。

個別相談の開催場所
・札幌・仙台・東京・名古屋・京都・広島・高松・福岡・那覇

出張相談会の開催

幅広く相談に応えるため、全国25か所で出張相談会が開催されます。
地理的に個別相談会に参加するのが難しい場合も、出張相談会はより多くの会場で開催されるので参加しやすくなっています。

こちらは全体説明が1時間の後、個別相談が1事業者30分(合計2時間)となります。
事前予約が必要で、WEBで予約できます。

案件形成支援

自治体と事業者が連携して再エネの事業を検討する際などに、事業化にむけた調査や協議、手続き等に関する助言を受けられます。また事業化までの行程作成の支援も受けられます。

この案件形成支援を受けられる事業は、公募により決定するそうです。
詳細はまだ発表されていませんが、全国で20件程度ということです。

再生可能エネルギー事業支援ガイドブックも

国の再生可能エネルギーの支援施策情報や、補助金の公募情報等が掲載されている「再生可能エネルギー事業支援ガイドブック(web版)」サイトもオープンしています。

施策・公募情報が探せるほか、国の施策を活用した事例集もあり、事業の概要や実施体制を見ることができるので、検討の参考になるのではないでしょうか。

再生可能エネルギー事業支援ガイドブック(web版)
http://new-energy-guide.jp/

再生可能エネルギー事業支援ガイドブック(PDF版)
https://new-energy-guide.jp/wp-content/themes/anre/data/guidebook.pdf

参考サイト:

※本記事の情報は投稿した時点のものであり、閲覧されている時点で変更されている場合がございます。あらかじめご承知おきください。