今年の夏は台風がたくさん上陸した印象がありますが、太陽光発電の発電量はどうだったでしょうか。
2016年の7〜9月にエコめがねで実際に計測された発電量をご紹介します。

エコめがねで計測された実測発電量合計を、全太陽光発電システム容量で割り、1kWあたりの発電量として算出しています。
各地方の内訳は以下のとおり。
北海道・東北:北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨木県、栃木県、群馬県、山梨県
北陸・甲信越:新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県
東海:愛知県、岐阜県、静岡県、三重県
近畿:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県
中国:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

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今年は8月が全国的に日照時間が長くなったため、8月の発電量が大きくなっています。
一転して9月には台風がなんども接近・上陸し、曇りや雨の日が多くなり、一気に発電量が低下したと見られます。

地域ごとに4年分を比較して見てみましょう。
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近年、パワコンの容量よりも多くの容量のパネルを設置する「過積載」の設備が増えていますが、ここではパワコンとパネルの小さい方の値を設備の容量として使用していますので、全体的に発電量がアップしていく傾向があります。
それを踏まえてグラフを見ると、今年の9月はいかに天候に恵まれなかったかがよく分かります。


太陽光遠隔監視システム「エコめがね」で実際に計測されたデータから、都道府県ごとに1kWあたりの平均発電量を公開しています(無料)。
太陽光発電の導入を検討している都道府県の発電量・売電金額目安を確認することが可能です。ぜひご活用ください。
都道府県別実測発電データ

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